「事務職を辞めたいけど、せっかく続いている仕事を辞めるのはもったいない…どうしたらいい?」
そんなお悩みをお持ちではないでしょうか。
事務職を辞めたいのにやめられないのは、
「事務職を辞めるための決め手がない」
「辞めてから後悔するかもしれない」
といった思いがあるのではないかと思います。
気持ちはすごく分かります。筆者も事務員だった頃は、同じ悩みを抱えていました。
そこで今回の記事では、以下について解説していきます。
- 事務職を辞めるメリット・デメリット
- 事務職を辞めるかどうか判断する方法
事務職を辞めたいけど踏み出せない、という方の参考になれば幸いです。
目次
事務職を続けるべき?本当にやりたいことを見極めよう
事務職を辞めるかどうかを決める上で大切なのは、「あなたがどうしたいか?」ということです。
あなたが退職をしたいと思ったのは、
- 給与を上げたい
- より良いキャリアを積みたい
- 人間関係を変えたい
といった、何かしらの強い目的があるからではないでしょうか?
あなたのやりたいことが事務職を辞めることで実現できるのであれば、転職をしても後悔しない可能性が高いです。
とはいえ、今まで仕事を頑張ってきた人ほど、
「せっかくここまで頑張った仕事を辞めるのは、もったいないのではないか?」
と考えてしまいがちです。
この記事を読んでいるあなたも、きっと真面目で責任感がある方なのだと思います。
だからこそ、退職するべきか真剣に悩んでいるんですよね。
辞めるべきか悩んだら、今の職場にいるメリットと、あなたが事務職を辞めることで叶えられるメリットのどちらが大きいか?をよく考えて決断しましょう。
私が事務職を辞めた理由【体験談】
筆者は過去に1年ほど事務を経験した後、退職をしました。
私が事務職を辞めた理由は以下の通りです。
- 将来への不安
- 給与が低い
一つ目は、「将来への不安を感じる」こと。
筆者の場合、デスクワークは好きだったので、事務職という仕事はそれなりに楽しんでいました。
ただ、単純作業が多く、「この仕事をやるのは、別に自分じゃなくてもいいんじゃないか」と考えるようになりました。
最近だと、ChatGPTなどのAIも発展してきているので、
このまま事務職を続けていたら、将来的に仕事がなくなってしまうのではないかという不安を感じていました。
二つ目は、「給与が低い」こと。これが事務職を辞める一番の決め手でした。
私が事務職で働いていたときは、手取り20万円もなかったので、正直生活がきつかったです・・。
仕事が忙しい割に、給料が仕事に見合ってないということに不満を感じていました。
これらの理由から、辞めるのをもったいないと思う気持ちよりもこのまま事務職で働いていくことへの不安のほうが大きかったので、事務職を辞めました。
事務職を辞めるデメリット
事務職を辞めるデメリットを以下で解説します。
新しい人間関係を作らないといけない
職場環境が良い場合、人間関係は変えたくないから辞められない・・という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
事務職を辞めてしまうと、人間関係を1から作らないといけないため、大変だと感じることがあります。
新しい仕事を覚えなければいけない
新しい仕事に就くと、仕事を覚えるまでに時間がかかります。
事務職で慣れた仕事を離れて新しい仕事を覚えるのは、面倒と思う方も少なくありません。
生活スタイルを変える必要がある
仕事が変わると、通勤時間や勤務時間などの生活スタイルも変化することになります。
慣れた環境を変えるとストレスがかかりますし、現状の生活スタイルを変えたくないという方には難しいといえます。
事務職を辞めるメリット
事務職を辞めるメリットを以下で解説します。
給与への不満がなくなる
事務職の中でも、給与が安いと悩んでいる方も多いと思います。
筆者も過去に同じような経験をしたので、気持ちはとても分かります。
もし、給与が高い仕事へ転職すれば、お金の心配をしないで済むようになります。
特に、「今の収入のままでは生活が厳しい」という方にとっては、転職が収入を増やすための方法として手っ取り早いです。
人間関係をリセットできる
人間関係に悩んでいる方にとっては、
転職することで人間関係をリセットできるというのがメリットとして大きいです。
どうしても苦手な人がいる場合は、無理せずに離れるのが一番ですよ。
将来への不安がなくなる
最近では業務の自動化がどんどん進んでいるので、事務職の仕事は今後も減っていくことが予想されます。
将来的にキャリアを積みたいと考えている方は、別業種を視野に入れておくと良いでしょう。
事務職を辞めるかどうかを判断する方法
事務職を辞めるか悩んだら、自分の悩みを整理することが大切です。
具体的な方法としては2つあります。
- 仕事を辞めるメリット、デメリットを書き出して比較する
- 他の人に客観的に判断してもらう
以下で詳しく説明します。
仕事を辞めるメリット、デメリットを書き出して比較する
今の仕事を辞めるメリットとデメリットを、それぞれ紙に書き出してみましょう。
そして、書き出したメリット・デメリットを比較してみてください。
逆に、メリットの方が多く、自分の気持ちに近いと感じるのなら、もう少し今の仕事で頑張ってみるのも良いでしょう。
他の人に客観的に判断してもらう
事務職を辞めるべきかどうか悩んだら、他の人の客観的な意見を聞くことで判断しやすくなります。
ただし、友人や両親などの身近な人に相談するのはあまりおすすめしません。
なぜなら、親しい人だとどうしても感情が入ってしまい、あなたのことを思って退職を止めようとする可能性があるからです。
客観的な意見を求める場合は、転職相談ができるサービスを利用すると良いでしょう。
あなたの状況や希望に基づいて、今の仕事を続けるべきか?それとも辞めるべきか?を、的確にアドバイスしてもらえますよ。
まとめ:最悪転職に失敗しても何とかなる
仕事は世の中にたくさんあるので、最悪転職に失敗しても、なんとかなります。
ですので、それほど不安に思わなくても大丈夫ですよ。